江ノ電が路面を走る腰越の「電車通り」で、14店舗が参加する「はしご酒」イベントが11月26日(土)、開催される。主催者は「古き良き街の雰囲気のなか、新しい飲食店が近年増えている。多くの人に腰越の魅力を知っていただければ」と呼びかけている。
「腰越ぶらり呑み歩きの日」と銘打ったこのイベントはチケットを購入して参加店に行くと、1フードと1ドリンクが提供され、初めての店でも気軽に「はしご酒」が楽しめるというもの。回遊を促すことで、街全体の宣伝や集客につなげたい考えだ。
これを企画したのが実行委員長を務める中丸潤さん(=人物風土記で紹介)。腰越出身の中丸さんはこれまで、地域の祭りでオリジナルの提灯を制作したり、お囃子を次世代に残そうと映像に収め教材を作るといった活動をしてきた。
「地域の良さを残すことも大切だが、それを広める方法はないか」と考えていたところ、今年6月に藤沢で「ちょい吞みイベント」を開催している関係者と出会い、意気投合。そのノウハウを生かし開催することを決めた。
中丸さんは各店舗に直接足を運びイベントへの参加を依頼。徐々に仲間も増え、各店舗のオーナーら15人からなる実行委員会を結成した。チラシを作成したり江ノ島電鉄や湘南モノレールの協賛も得るなど、準備を進めてきた。
中丸さんは「多くの人に楽しんでもらい、腰越のファンを増やすことができれば」と話している。
チケットは3枚綴りで、3店ハシゴすることができ、追加で購入も可能。前売り券は2400円で現在参加各店舗で販売中。当日券は2500円で、なる浜、湘南モノレール湘南江の島駅、電車通り中央の総合案内所で午前10時から午後2時までと、4時から8時まで販売される。営業時間は各店舗による。
詳細はイベントのフェイスブックページ【URL】https://www.facebook.com/koshigoeburari/へ。
鎌倉版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|