湘南・鎌倉を舞台にしたアニメーション映画『きみの声をとどけたい』が8月25日(金)、全国公開される。公開に先立って7月26日には「地元特別試写会」がJR辻堂駅前のショッピングモール内で行われ、伊藤尚往監督や主演声優らが登場。「美しい鎌倉の風景のなかで展開される主人公たちの成長の物語を楽しんでほしい」と作品をPRした。
同作は、言葉に魂が宿る「コトダマ」の存在を信じる少女・行合なぎさが、ふとしたことで迷い込んだミニエフエム局でDJのマネをしたところ、ある奇跡が起こる―というストーリー。
地名などは架空のものとなっているが、腰越商店街などおなじみの風景が数多く登場する。
またこの作品は、公開前から舞台となった鎌倉や藤沢で様々な連携企画を行ってきたことも特徴。今年4月には、作中で主人公の声を担当する新人声優ユニット「NOW ON AIR」(NOA)のメンバーと地元の高校生によるラジオ番組「コトダマラジオ」が鎌倉エフエムでスタートした。
また7月19日に開催された鎌倉花火大会の翌日には、市民参加の大掃除に協力。ごみ袋を参加者に配布したほか、NOAの飯野美紗子さん、田中有紀さんが参加した。
8月5日、6日には、龍口寺(藤沢市片瀬)で毎年行われている「龍の口 竹灯籠」と連動し、オリジナルデザインの竹灯籠が周辺の商店街などに設置された。
地元試写会も開催
7月26日にテラスモール湘南内の映画館109シネマズ湘南で行われた「地元特別試写会」には、NOAのメンバーや伊藤監督が登場した。
本紙では伊藤監督と主人公・行合なぎさ役の声優・片平美那さんにインタビュー。伊藤監督は「主人公の少女たちが持つ悩みや苦しみは、誰しもが共感できるものだと思う。彼女たちが少しずつ成長するストーリーとともに、風景の美しさを見てもらい、地元の皆さんがまちの魅力を再発見するきっかけになれば」と語り、片平さんは「鎌倉の皆さんには、映画に登場する場所にぜひ足を運んでほしい」と呼びかけた。
映画『きみの声をとどけたい』は8月25日に公開。109シネマズ湘南などで上映される。
鎌倉版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|