茅ヶ崎市社会福祉協議会が実施してきた被災地での復興ボランティア活動を今後も継続させていこうと、参加者による新たな市民団体が立ち上がった。
市社協はこれまで被災地ボランティアの参加者を募り、10回のバスツアーを企画。延べ人数で200人以上の参加者を受け入れてきた。今回は「茅ヶ崎から継続した支援活動を」と参加者が声を上げて団体設立が実現した。
今月21日に市内新栄町の農協ビルで行われた発足会にはボランティアバスツアーの参加者ら約30人が出席。団体の名称は「Team(チーム)Aid(エイド)for(フォー)Japan(ジャパン)〜しょうなん茅ヶ崎災害ボランティア」(※以下、TAJ)と決定。代表は第1回目、3回目のバスツアーでリーダーを務めた久我真さん(市内中海岸在住)が務め、会員約60人でスタートを切った。
久我さんは「バスツアーに参加した人たちから継続した活動を、といった感想が多かった。復興に対する熱い気持ちを持った仲間との出会いもあり、チームとして結束した活動を目指して団体設立を考えました」と話す。
TAJは従来のバスツアーなど東北復興支援の活動に加え、茅ヶ崎での災害発生時にボランティアの受入れ施設を速やかに設置するための検討なども行っていく。また行政や地域と連携したネットワーク作りや人材育成なども今後の検討に盛り込まれている。
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