高校総体 北陵・茅ヶ崎ペアが出場 ソフトテニス個人戦
7月28日(土)に開幕する「2012北信越かがやき総体」(以下インターハイ)ソフトテニス個人戦に、県立茅ヶ崎北陵高校の山本広行さん・関海洲さんペアと県立茅ヶ崎高校の御園生(みそのう)侑子さん・小川楓香さんペアが出場する。
10年ぶりに全国へ
山本(2年)・関(3年)ペアは、5月に行われた神奈川県予選で強豪・東海大相模やシード校の相洋などを破り、5位に入賞。いずれの試合も持ち前の勝負強さを発揮し、出場権を掴んだ。「高校入学時からインターハイで優勝することが夢でした。出場するからには、優勝を狙います」と張り切る山本さん。
一方、関さんも「試合の中でサーブ、レシーブの強化をもっとしなくてはいけないと感じました」と課題を挙げるが、「優勝を目指して、後悔しないようにやるだけです」と頂点を見据える。同ペアは6月に開催された国体予選一次予選でも優勝しており、コンディションは上向きだ。現在は、望月篤史顧問や部長が組んだメニューで調整を続けている。望月顧問は「これからの時期は暑さも敵になる。粘り強く気持ちを出したプレーをしてほしい」と期待を寄せる。本大会を前に選手たちも「しっかりコースを狙ってサーブを打っていけるようにしたい」と話している。
同校の初戦は8月12日(日)。新潟市庭球場で城北高校(徳島)と対戦する。
元気なプレーでまずは1勝を
県予選でベスト8入りを果たした御園生(3年)・小川(3年)ペア。茅ヶ崎高校のソフトテニス部の歴史で男女通じて今回が初のインターハイ出場となった。
2人がペアを組んだのは1年秋の頃から。気が強い性格同士ということで、当初は言い争うことも多かったが「その分本音を伝え合ったことでまとまりが生まれました」と小川さんは振り返る。昨年はベスト16で敗退と、インターハイ一歩手前で涙をのんだ同ペアだったが、今年は思い切りの良いプレーで4回戦、5回戦の格上チームとの対戦でそれぞれ4―2、4―1と互角以上の戦いを見せてベスト8に勝ち進んだ。
女子ソフトテニス部の亀山良徳顧問は「技術的には相手の方が上であっても、プレーの姿勢や人間力では負けないよう日頃の練習で言い聞かせてきたので今年は粘り強い試合運びが出来たと思います」と話す。
茅ヶ崎北陵に先立つ8月8日(水)から女子ソフトテニスの戦いはスタートする。御園生さんは「まずは1勝を、という思いで臨みたいです。いつもと変わらない元気なプレーで持っている力を出し切りたいと思います」と意気込みを話している。
![]() 御園生(左)・小川ペアは「全力出し切るだけ」
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