湘南海岸にかつて自生していた砂草を甦らせようと、NPO法人ゆい(荒井三七雄代表)が砂浜に植えるハマボウフウなどの苗を自宅で育てる里親の募集を行っている。
ゆいが取り組んでいる「湘南海岸 砂草の100人里親プロジェクト」は、かつて海辺でよく見かけた海浜植物の減少を食い止めようというもの。これまでハマボウフウをはじめ、ハマヒルガオやハマエンドウ、コウボウムギ、ハマゴウを育ててきたが、今年は新たに県の絶滅危惧種に指定されているビロードテンツキの育成、植栽も予定している。
里親会に参加(年会費300円)すると、同NPOが発芽させた苗が4月頃に手渡され、アドバイスを受けながら自宅や学校、職場で育成。会員は観察会や勉強会、保全活動などに参加できるほか、育った苗を湘南海岸に植樹する移植会に参加できる(里親だけの参加も可能)。ゆいでは「できるだけ多くの方々に海辺の環境保全活動に参加して頂きたいです。タイトルの100人にはこだわらず、人数を超えても苗の用意が出来る限りお渡しします」と話している。
応募手続きはゆいのHP(【URL】http://www.npoyuhi.jp)で行っている。詳細や問い合わせは荒井代表【携帯電話】090・3914・0062、【メール】info@npoyuhi.jpへ。
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