茅ヶ崎市内の国道1号に自転車専用レーンが施工され、3月14日より供用が開始された。これに伴い、17日には周辺地域の自治会、茅ケ崎警察署や関係機関などが連携して市民への周知や走行方法の啓発活動を行った。
同レーンは、歩行者との接触防止などを目的に設置されたもので、県内の国道1号では初めての供用となる。この日の啓発活動では、レーンが設置された新栄町交差点から鳥井戸橋までの約1・4Kmの区間で、自転車走行者にレーンの概要をまとめたチラシを配布。また、レーンの率先走行や車両走行による放送が実施された。
特に注意喚起が行われたのはレーンの逆走についてで、警察署員から注意を受ける市民も見られた。また、レーンには幅1・5mを示す青色一色のものと、幅0・8mを示す矢印マークの二種類があり、その違いもチラシで説明するなど多方面から周知に努めていた。
警察の担当者は、「自転車だけでなく、レーンを走るバイクや路上駐車をする自動車など、あらゆる道路利用者の意識向上に取り組みたい」と話していた。
茅ヶ崎市の自転車利用割合は23%と県内の市区町村で最も高い(2008年調べ)。それに比例するように自転車関係事故も多く、2012年は313件を数えた。そのためレーン整備による事故減少が期待されており、市では今後も啓発活動を行っていく予定だ。
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