茅ヶ崎の魅力を広くPRし、活性化に繋げようと、JR茅ケ崎駅の東海道線発着ベルが10月1日(水)からサザンオールスターズの楽曲メロディに変更されることが決定した。
メロディ変更の取り組みは茅ヶ崎YEG(商工会議所青年部・原和則会長)が中心となって行ってきたもの。さがみ縦貫道の開通が目前に迫る中、茅ヶ崎をただの通過点にせず、地域活性の一端になるような活動を、と今春から検討を開始。バンド所属事務所などに楽曲の使用許諾依頼など、事前準備を進めた。6月下旬には市民と一体になって機運を高めようと駅前などでアンケートや署名活動を行い、最終的に集まった賛同は1万件以上。9月上旬にJRへ報告書を提出し、このほど変更が受理された。
使用するのは「希望の轍」で、上り線がイントロ、下り線がサビのメロディとなる予定だ。「夢を乗せて走る車道」、「エボシライン」など、夢と希望を感じさせ、地元のイメージも併せ持つことから同曲を選んだという。署名活動と並行して市内在住のミュージシャンに依頼し、使用する発着メロディの音源を作り上げた。
地域活性と愛郷心を
原会長は「署名に協力頂いた皆さんが本当に多く、後押しの力を貰いました。要望を受けてもらったJRにも感謝しています。サザンの発着ベルが今後、茅ヶ崎の観光振興に役立つとともに、地元の人の愛郷心が少しでも大きくなれば嬉しい。当日は是非とも始発にメロディを聞きに行きたいですね」と話す。
今回のメロディ変更を前に、茅ヶ崎駅では横断幕が掲げられるほか、前日の9月30日(火)には朝8時45分から記念のセレモニーも行われる。
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