町ブランドの基準を一新 「E’S SAMUKAWA」を特産品・推奨品に分類
寒川町の特産品をさらにPRしていこうと「イースブランド(E’S SAMUKAWA)」がリニューアルされることになった。現在、寒川町商工会が、特産品、推奨品となる商品を5月20日(金)まで募集している。
同ブランドは、平成7年に産業の活性化と町のイメージアップを図るために制定されたもの。イースブランドのEはECOLOGY(生態)・EARTH(地球)・ENVIRONMENT(環境)を、Sは寒川、湘南を表している。これまで「鮎の甘露煮」や「梨わいん」「梨わいんゼリー」「本醸造 寒川」など町内で生産されたものや町と関わりが深い商品が認定されてきた。
しかし、このイースブランドの認定には、明確な基準が設けられていなかった。そこで、寒川町や寒川町商工会、観光協会などからなる「寒川町特産品運営委員会準備会」を立ち上げ、イースブランドの認定基準や審査方法の見直しを実施。品質や味、機能のほか、こだわりや町との関連性をさらに強くアピールできる商品を再度、募集することにしたという。
大きく変わったのは、イースブランドが特産品と推奨品に分類されたこと。
『特産品』は町内で製造・栽培、生産された原材料を使用しているもの。または町と関連性がある品質、味、機能で魅力あるものが基準となる。一方、『推奨品』は町の商品として評判が良く、有名なもの。基準としては、町とゆかりがある商品として販売実績があり、魅力ある商品を認定する。
6月下旬に発表
募集の対象となるのは、町内で事業を行っている事業者や団体で、1事業者につき3品まで。認定期間は2年。5月20日まで募集を行い、特産品認定制度の運営主体となる「寒川町特産品運営委員会」を設立した上で、6月上旬に認定審査会が行われる。審査会では、事業者によるプレゼンテーション後、審査基準に基づいて協議を実施。6月下旬には認定品の発表が行われる予定だ。認定された商品は、商工会の「特産品マップ」への掲載や、物産展への優先出店、町内外へのPR活動などが期待できるという。
町商工会は「寒川町の特産品にしたいと思う商品を広く集めたいので、応募してもらえれば」と話している。詳細は同商工会【電話】0467(75)0185
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