町民の力で花火復活へ 10日午後６時に打ち上げ
準備を進めてきた実行委員会のメンバー
公的な助成金を受けずに町民主体で打ち上げる「第１回寒川みんなの花火」（主催／寒川みんなの花火実行委員会・磯川健委員長）が11月10日（土）、寒川東中学校東側を会場に行われる。打ち上げ開始は午後６時から（雨天時11日（日））。
「寒川に花火大会を復活させよう」と、町内の青年団体であるＪＡさがみ寒川町青壮年部、寒川町商工会青年部、（一社）寒川青年会議所が中心となり準備を進めてきた同花火。町内の企業や団体等からの協賛、花火募金により目標額４７５万円を達成し、花火大会を開催できることとなった。
観覧会場の寒川東中では５時45分から開会式とカウントダウンを開始。20分約６００発の花火が秋の夜空に大輪の華を咲かせる。
花火に先立ち、正午からは寒川駅前公園内特設会場で「寒川みんなの花火まつり」が行われる。飲食などが出店するほか、ダンスや和太鼓、カントリーミュージックなどのステージが催しを盛り上げる。このほか、棒コロ早食い競技（２時受付）、寒川ハロウィンなどの参加イベントもあり。
磯川委員長は「花火募金にご協力ありがとうございました。町民皆さんで作り上げた花火大会です。多くの人に見てもらえれば嬉しい。これをきっかけに、来年にもつなげていきたいと思います」と話している。なお、観覧会場には駐車場スペースがないため、実行委員会では公共交通機関での来場を呼びかけている。当日問い合わせは【携帯電話】０８０・３７２４・３４６９。
ぶらっと寒歩（さんぽ）
また、花火とのコラボレーション企画として、町内の飲食店で食べ飲み歩きができる「ぶらっと寒歩」が行われる。主催は寒川町料理飲食業協会。さむかわ棒コロ喰わせ隊共催。
これは「ぶらっとセットきっぷ」（おつまみ１品＋ドリンク１杯チケット３枚つづり）を購入すると、参加20店舗の中から好きな店３店で食べ飲み歩きができるというもの。今回が初の試みで、同協会の木村光晴会長は「店の再発見につながれば」と話す。チケットは10日午後３時から寒川駅前公園ベルゲートで販売（花火延期時は翌11日）。販売価格は２２００円で、限定２００セット。有効期限は花火当日の10日から11日まで。問い合わせは同協会（寒川町商工会内）【電話】０４６７・７５・０１８５へ。
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