寒川駅〜海老名駅 新バス路線開設へ 今秋実証 北ルート廃止も
寒川町と海老名市は、寒川駅と海老名駅を結ぶ新バス路線の開設を目指し今秋、実証運行を行う。ルートは、寒川駅北口から寒川神社、倉見才戸地区、海老名市の本郷地域を通り、海老名駅まで。10月の開始を予定しており、半年間の利用が好調であれば、このまま新路線として運行を続ける見通しだ。
寒川町は、広域的な公共交通網の整備及び町民の生活利便性の向上を図ることが目的。海老名市は、公費負担率が高いコミュニティバスの運行が課題となっており、その運行の代替案として、広域的な事業推進のメリットを生かし、両駅を結ぶ路線バスの運行をバス事業者に要望してきたという。海老名市ではコミュニティバスの本郷ルートの廃止が見込まれており、寒川町でも実証運行が始まれば、同じエリアを走行する北ルートを休止することになりそうだ。
運行実施主体はバス運行事業者となり、神奈中バスと相鉄バスの共同運行で進める方針だという。お正月には、海老名駅と寒川神社を結ぶ臨時便を相鉄バスが運行している。行政側も利用促進施策を図り、バス停設置等の実証運行経費を補助する予定。実施期間は6ヵ月を予定しており、便数は平日20便程度(寒川駅発10便、海老名駅発10便)、土休日12便程度(寒川発6便、海老名発6便)を想定している。詳細については現在関係機関と協議中で、今後発表されることになっている。
海老名駅西口では約250店舗が入る大型複合ショッピングセンター「ららぽーと海老名」の建設工事が始まっており、2015年秋の竣工・開業を予定しているという。
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