互助の輪 市民で広げろ 市民団体が緊急防災集会
東日本大震災の被災者に向けた支援や、市内の地域防災の輪を広げようと、市民団体や業界団体らが21日、『緊急防災集会/私たちは今、何をなすべきか』と題した会合を、商工会議所を会場に開いた。
当日は、防災関連の市民団体をはじめ、自治会、商店街組合、飲食業組合、理容組合、福祉施設の関係者ら、約100人が出席した。
出席者は、各団体が被災地への募金活動を協力して進めることや、防災力強化に必要なことを確認し合った。また、参加団体が連携して被災地支援や地域防災にあたるとして、『災害から未来を守る平塚』(能勢康孝代表=ナパサクラブ会長)の設立も決められた。
会議では「阪神淡路の際は、亡くなられた方の9割が家屋や家具の下敷きになっている。耐震補強や家具の固定を広めたい」、「被災時に要援護者を救済できるよう、誰がどこに住んでいるのかを地域で把握しておかないと」、「隣近所がいざという時に声をかけあえる関係にならないと」などの意見が寄せられた。
能勢代表は、「こういう時だからこそ、自分たちのまちの備えについて考えなければ」と話していた。
次回の緊急防災集会は3月26日、市民活動センターで開かれる。10時~。入場自由。詳細は、『災害から未来を守る平塚』事務局【電話】0463(32)4751
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