意見広告・議会報告
意見広告 「今、できることを」十を語るよりも一つの行動を─。 平塚市議会議員 山口さとし
4月2日から3日にかけて、ボランティア団体の方と、支援物資の運び込みに東北地方を訪れました。約10時間かけてたどり着いた三陸の被災地では、テレビや新聞の報道で見るのとは違う、言葉にできない衝撃的な光景が広がっていました。住宅や市街地が崩壊し道路が隆起する様は今でも、鼻をつく独特の臭いとともに脳裏を離れません。
現地では瓦礫の山から思い入れの品を探す被災者の方々、外国からの救援部隊と活動する自衛隊の方々がいらっしゃいました。瓦礫の山を縫うようにして避難所に着くと、「遠くからありがとう」と私たちにもおにぎりが手渡されました。元気と勇気をもらったのは逆にこちらの方でした。
震災以降、多くの市民の方々から様々な声をいただいています。「防災無線が聞きづらい」「障がい者や高齢者の避難確保は大丈夫か」「市としての被災地支援の取組が見えない」「もっと情報を発信すべき」などです。
そうした声に耳を傾け、災害に強いまちづくりに向けた議論を早急に始めるべきです。今回の被災地入りに対しても様々なご意見をいただきましたが、「今なすべきこと」について語るよりも「できることを」と考えました。現地で実際に見て、聞いて、感じたことを伝え、市民の皆さんと共に自助・共助・公助について考えていきたいと思います。
※事務所にお届け頂いた支援物資は宮城県女川第二小学校へ届けました。ご協力ありがとうございました。
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