意見広告・議会報告
柏木とおる政策提言 市民のいのちと生活を守る
被災された石巻市をおとずれ、ささやかながらボランティアのお手伝いをしてまいりました。惨状は想像を絶するものでした。正直に申し上げれば、いまだに適切な表現が見つかりません。木造住宅も商店も郵便局も銀行も、すべてが津波によって跡形もなく破壊された「まちの消滅」を目の当たりにし、言いようもない無力感に打ちのめされながらも、ひとつだけ心に決めたことがあります。
市民の皆様の命と生活以上に大切なものはなく、これを守ることが私の仕事です。これができなかったら、生き残った人間としての価値がないと思います。
やります!市民の命を守る津波対策
被災地をおとずれ、「まちの消滅」を目の当たりにして改めて痛感しました。大型コンテナを
もなぎ倒して押し寄せる津波の濁流の前では人間は無力です。命を守ることのみに対策を特化しなければなりません。
すぐにやります!世帯別の避難 計画の作成
被災した石巻市でも鉄骨造・鉄筋コンクリート造の堅牢な建物は原形を留めていました。高台のない港・花水・なでしこ地区に住む5万人が、8校の学校、競輪場、商業施設および民間マンション等の3階以上に、地震発生後10分以内に避難が完了できる。そんな防災計画を、地域自治会等と協力して一刻も早く策定する必要があります。
対象世帯1万5千世帯に、「あなたの家族はここに避難してください」と、避難場所を明確にした具体的な避難計画を策定することが重要です。
できるまでやります!相模川沿岸無堤部分の解消
この大震災で発生した津波は、北上川では15Km上流まで遡上しました。今回の大震災と同じ規模の津波が発生したら、堤防が無い箇所の存在する相模川流域で、甚大な被害が発生することは間違いありません。
河口から神川橋までの護岸整備は国の事業ではありますが、「相模川無堤部分の解消」の早期実現を目指して、相模川隣接地域の安全を確保します。
平成22年度の平塚市の防災予算は、わずか1・8億円です。4月1日付の神奈川新聞の記事によると、平塚市は相模湾沿岸の13の市町で、唯一津波ハザードマップすら作成していない自治体です。平塚市の危機管理体制を根本的に見直す必要に迫られています。
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平塚市の最大の使命は、市民の尊い命と生活を守ること。その財源を捻出するためにも、税金のムダづかい撲滅は至上命題です。
ストップ!税金のムダづかい民間にできる仕事は民間に!
左の表は平塚市が公表している、同一職種の官民の給与比較です。民間に担い手がある仕事を高コストで役所が行う必要はありません。コストの削減が可能ならば、積極的に民間委託を実施するべきです。
平塚市民のいのちと生活を守る財源を捻出するには、税金のムダづかいの撲滅(行政コストの徹底削減)しか道はありません。
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