祖母と孫の"社交場" 世代越え ダンスで交流
大人の嗜みと思われがちな社交ダンス。しかし実際は、子どもからお年寄りまで、誰でも始められる趣味として愛好者は多い。
川上ゆうきさん(中原中3年・写真右下)と大川鮎美さん(神田中3年・同左下)は、祖母と同じミハシダンススクールに通う同級生の女の子ペア。ペア歴は2年を過ぎ、競技ダンス団体主催の大会で好成績を残すなど、スクールの中でも一目置かれる実力派だ。
友人に誘われて入会したゆうきさんは「ゆったり踊るイメージがあったけれど、サンバのように激しいダンスもあって楽しい」と話す。
祖母の川上美枝子さん(同右上)は、ゆうきさんが社交ダンスを始めたことを知り、自身も入会。「離れて暮らしているので、孫と共通の趣味が持ちたくて」と、住まいのある秦野から平塚までレッスンに通う。社交ダンスは大学時代に経験がある程度だったが「孫も一緒にやろうよと喜んでくれて」と嬉しそう。
鮎美さんは、祖母の大川綾子さん(同左上)を追うように社交ダンスに挑戦。「最初は恥ずかしくて断っていました。だけど体験レッスンを受けたら楽しくて」。並行して習うクラシックバレエとの違いに戸惑ったものの、持ち前の運動神経を生かし、社交ダンスでは数ヵ月先輩のゆうきさんとも息の合ったダンスをみせる。
美枝子さんは「絵が好きな子なので、運動は苦手だと思っていたのに」と、孫の意外な一面に驚いたという。綾子さんも「一緒にダンス用品を買いに行ったり、化粧道具を選んであげたりするのが楽しくて」と、ダンスを通じた世代交流を満喫しているようだ。
レッスン中は真剣そのもの
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