埼玉から観光誘致狙う 平塚の魅力 体験ツアー
市観光協会が埼玉県内の旅行関連業者を招き、12日に「平塚観光モニターツアー」を行った。今後、茅ヶ崎JCTから相模原愛川ICを結ぶ「さがみ縦貫道路」が開通することで、埼玉県から平塚市へのアクセスは格段に良くなる。埼玉方面から平塚市に多くの観光客を呼び込もうと、市内の観光資源についての意見をもらって検討材料にし、参加各社が主催する観光ツアーで今後取り上げてもらうことが目的。32人の参加者が1日かけて市内各所を観光バスで巡った。
参加者達はまず、高甚商店(千石河岸52の11)に向かい、干物作りを体験。鯵の腹に包丁で切れ目を入れて臓物を取り出し、さらに切れ目を入れて1枚に開く作業に勤しんだ。「頭を開くのが難しい」などと話しながら、熱心にさばいていた。同店の外では、炭火で焼いたばかりの干物もふるまわれ、参加者達は「脂がのっていておいしい」、「干物作りの見学も体験もできて、食べさせてもらえるところはなかなかない」と、堪能している様子だった。
その後、一行は徒歩で長谷金(千石河岸24の8)に向かい、かつお節削りを見学。美術館(西八幡1の3の3)内のラ・パレットへ移動して昼食をとり、美術館のバックヤードや館内を見学した。その後、シーズンになれば桜の名所となる湘南平、平塚の観光スポットである花アグリを巡り、帰路に着いた。
参加者は、「埼玉は”海なし県”。海のある地域は憧れもあるし、平塚は七夕や湘南平といった名所があるので魅力的な所ですね」と話していた。
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