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市内企業レポート「株式会社クリーンサービス」【1】 ゴミを減らすゴミ収集業者 企業の処理コスト削減提案も
ゴミ処理業者は、ゴミ収集で利益を得る。ゴミが減れば、業者の収入も減ってしまう。しかし、率先して「顧客のゴミの減量」に努める処理業者が平塚にある。株式会社クリーンサービス(代表取締役 島根圭伸)だ。全国でも先進的な、その取組みを取材した。
ゴミの値段が上がるわけ
ゴミの処理費用はkgあたりの重さで決まり、その値段は市町村ごとに異なる。平塚市の事業系一般廃棄物処分料金は8月時点で1kgあたり22円。近隣の茅ヶ崎市なども同様の値段だ。
しかしここ近年、全国の自治体でゴミ処理費用の値上げが進んでいる。背景には、自治体の財源確保、そして、限りある処分場を長く持たせるために国が推進するゴミ削減施策がある。
東京都の調布市などのごみ処理費用は、kgあたり50円前後と平塚の倍。実際に値上げはゴミ減量に効果的という結果が出ており、全国的に広がりつつある。
現在平塚市でも、事業系の一般廃棄物処理を申請する際「減量化等計画書」の提出が促されており、提出しない場合、最悪処理を依頼できないこともある。
しかし計画書だけでは削減に限界があり、平塚市でも今後の値上げが予想される。各企業はゴミ処分コストの削減に力を入れる必要があるのだ。
計量器付き収集車市内で初導入
同社では、処分コスト削減のために「計量器付きゴミ収集車」を導入している。「ゴミ処理のプロとして顧客の要望に全力で応えたい」と、一般ゴミに限らず総合病院や鉄道会社などの業務を請け負う中、5年前、同車の開発を聞き、関東でもいち早く導入。現在も近隣で所有するのは同社のみ。「重さが明確になることで、削減目標が明確、対策の結果も分かる」と顧客からの評判も上々で、今年は更に3台を追加した。
ホッパーについた時点でゴミの量が1kg単位で計量され、支払いも明瞭。3年ほどかかっていた計測技術の習得が短縮され、新人であってもサービスの質を落とさないメリットもある。
「ゴミ減量は収入的には決して望ましくありません。しかし、仕事はお客様から信頼あって頂けるもの。これからも力を入れたい」。
株式会社クリーンサービス
平塚市大神2545-1
TEL:0463-54-4965
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