平塚・大磯・二宮・中井版
公開:2016年5月19日
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神奈川県議会の第2回定例会で17日、正副議長選挙が開かれ、平塚市選出の自民党県議、森正明氏(54)が議長に就任した。平塚市からの議長就任は古家安治氏以来、32年ぶり。議長任期は慣例により1年。
議長選は、共産党県議と一騎打ちとなった森氏が定数105に対し99票を獲得。第109代議長に選出された。副議長は民進党の大村博信氏が就任した。
森氏は本紙取材に対し「神奈川県は約910万人の県民が住み、海、山、川があり、産業も商工農漁業と幅広く、日本の縮図。財源や議会の審議時間が限られる中、優先順位をつけて議論することが必要だ。円滑な議会運営に取り組みたい」と抱負を語った。
地元の平塚市に関しては「国・県・市のパイプ役として、周辺市町との広域連携も視野に入れながら力を注ぎたい」と述べている。
落合克宏市長は森氏の議長就任について「卓越した行動力と実行力で、議長としてのリーダシップを発揮されることを期待しています」とコメントしている。
森氏はベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)の選手やコーチを経て、1999年の神奈川県議選で初当選。現在、5期目。
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