意見広告・議会報告
対談企画 VOL2「河野太郎前防災担当相」 県議会議長森正明 防災や地方創生の推進「特色のある街づくりを」
――関東での大地震が危惧されておりますが、防災について平塚市が取り組むべきことはなんでしょうか。森議長と河野前防災担当相の見解をお聞かせください。
森「防災対応には『自助・共助・公助』の考え方があります。命を自らが守る自助、近隣同士で助け合う共助の考え方を徹底して働きかけていくことが大切だと思います。希薄化しつつある地域の繋がり、個からグループの繋がりをより強くすることが課題で、その仕組みづくりをどう支援するかが大事だと思うんです」
河野「東北や熊本の大震災をみても、国からの支援物資が到着するまでに最低3日かかります。30年の間に70%の確率で大地震が来ることは分かっているので、最低3日分、出来れば1週間分の水と食料と簡易トイレが全住宅にあるように徹底していくべきと思います」
◇◆◇
――自民党政権の掲げる地方創生はどう推し進めていくべきでしょうか。
森「平塚は、交通・医療・福祉・教育・商業など、各分野がバランスよく整備されています。今後のテーマは伸ばしていく分野の優先順位を決め、街の強みを明確にすることだと思います。街全体のレベルを上げていく中で、もちろん防災レベルの向上も欠かせません」
河野「平塚は、都内から1時間圏内の埼玉・千葉エリアと競合している街でもありますから、もっと色を出して良いと思います。
例えば、教育水準が高ければ平塚に住みたいと思う人も増えるでしょうし、街には湘南ベルマーレというプロサッカーチームがあるわけですから、もっと特色のある街づくりを進められると思います。
そのためには、地域の魅力を高められるだけの経済力を、湘南地域で押し上げていかなければなりません。経済力の底上げはベルマーレの強化にも繋がります」
森「地方創生を考える上で、新しい産業やサービスを地域の中で生み出していくことも必要でしょうね。
ベルマーレを生かした街づくりを考える上で大事なのは、普及・育成・強化のサイクルを続けること。特に育成に力をかけて推し進めて欲しいと思います。
平塚出身の下田北斗選手は他のチームからキャリアをスタートし、活躍しています。ベルマーレが湘南地域の子供たち全員を育てるくらいの広い視点で育成を進めれば、これ以上ない街の魅力になるでしょう」
■企画・制作/森正明事務所【電話】0463・21・8655【FAX】21・7711【URL】
www.morimasaaki.net
※聞き手・すぎさきともかず、写真・高梨秀樹
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