聴覚障害者による国際大会「第23回夏季デフリンピック競技大会サムスン2017」のサッカー競技に、日本代表メンバーとして東海大学体育学部3年の岡田侑也さん(20)が選ばれた。大会は4年に一度開催され、今年は7月18日(火)〜30日(日)、トルコ共和国で実施される。岡田さんは6月19日、落合克宏市長を表敬訪問し、代表選出の喜びを報告した。
岡田さんは埼玉県川口市出身。生まれつき聴覚障害があり、双子の弟と小学3年生でサッカーを始めた。
昨年イタリアで開催された「デフサッカーワールドカップ」では兄弟そろって日本代表として出場。予選グループ3位で敗退し決勝進出とはいかなかったが、国際大会の経験は大きな収穫となった。「海外選手との体格差はあるが、日本にはそれをカバーする技術がある。実力は拮抗しています」と、強豪揃いの今大会でも意気込みを見せる。
「大学サッカー部では健常者と一緒に切磋琢磨しています」と岡田さん。体育学部で学んだ知識を生かし、「自分でメニューを考えて、トレーニングに励んでいます」と大会に備える。
今大会について岡田さんは「デフサッカーの認知度を上げるためにも結果を残したい。得意なドリブルでゴールを狙い、まずは予選突破したい」と話していた。
落合市長は「平塚に根を張って活躍してもらっている。怪我なく頑張ってほしい」とエールを送った。
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