高浜高校で9月13日、進路形成を目的とした高校・大学連携の模擬授業が初めてオンラインで開催され、1年生約230人が参加した。
同授業は本来、生徒が大学を訪問して講義を受ける予定だったが、新型コロナの影響でオンラインでの開催となった。高浜高の連携校をはじめ県内にキャンパスを置く8大学が参加。社会学部や情報学部など10分野に分かれ、各大学の教授が講義を実施した。生徒たちはビデオ会議サービス「Google Meet」を利用して、自宅などから参加した。
産業能率大学の経営学部の講義を受けた岸優成さんは「なんで物が売れるのか、企業の工夫が学べた。はじめは将来についてはっきり決まっていなかったが、講義を受けて自分の学びたいことが見えてきた」と話した。
看護師を志望している國見柚夏さんは湘南鎌倉医療大学の看護学部に参加。「講義では看護師としての仕事の魅力から、大学や専門学校の違いを教えてもらった。専門分野以外のことも学んでみたいので大学に進学したい」と目を輝かせた。
進路支援グループの藤尾健二教諭は、今年3月から各大学との調整に奔走。オンライン実施のため、直前まで生徒のネット環境などに気を配った。「講義を終えて、生徒たちから自身の将来について前向きな声をたくさん聞くことができてうれしい。進路について考えるきっかけになれば」と期待を寄せた。
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