児童用自転車ヘルメットの購入費助成について、事業主体の公益財団法人平塚市まちづくり財団は、当初1月31日までとしていた申請期限を2月28日まで延長した。
同財団は「今回は助成事業初年度。計画していた時期から遅れて開始し、想定より利用者が少なく、延長を決めた」と説明する。
2008年の道路交通法改正で自転車乗用時の児童用ヘルメットの着用が努力義務化されたことから、安全確保と着用促進のため昨年10月から実施している。
ヘルメットの購入時に、市内保育園・小学校などで配布されている申請書に必要事項を記入し、免許証などの証明書を添えて、協力店登録章のステッカーが掲示されている店舗に持参することで、その場で1千円割引の助成が受けられる。
対象となるのは、消費生活用製品の安全性を保障するSGマークが付いた新品の幼児・児童用自転車ヘルメット。助成は幼児・児童1人につき年1個までで、購入時に13歳未満の幼児・児童がいることが条件。
現在の事業協力店は市内に20軒(2015年2月2日時点)ある。詳細は申請書に記載されているほか、同財団HPでも確認できる。
「乗るなら必ず被る」が安全
県二輪車安全運転指導員の資格を持つ、協力店の1つ、武田サイクル(出縄229)の武田豊三郎さんは「ヘルメットの有無は事故発生時の被害状況がまるっきり異なる」と説明する。県内でも自転車利用者が多い平塚市。「乘る分だけ事故の可能性も高まります。努力義務とはいえ『乗るなら必ず被る』と考えた方が安全」と話す。
成長を見越し大きいサイズを買おうとする保護者もいるが、「頭のサイズと丁度くらいがベスト」だという。「店頭で実際に被って選ぶことをおすすめします。分からない場合は我々専門店に気軽に相談してください」と呼びかけている。
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