平塚市は20日、市総合公園や馬入ふれあい公園駐車場の有料化計画について、管理運営方法や料金体系などを示した「平塚市総合公園・馬入ふれあい公園駐車場有料化個別計画(素案)」を発表、5月20日(土)までパブリックコメントを実施している。計画は市HPや各公民館などで閲覧できる。
計画によると、対象の駐車場は市総合公園10カ所、馬入ふれあい公園3カ所の計13カ所。今年11月までに管理運営事業者を募集・選定し、2018年2月に有料化する予定だ。
総合公園の多目的広場など、未舗装エリア3カ所は、舗装整備を行い常設駐車場として活用。場内には案内表示やゲートなど自動機械設備を導入することで、待機車両や渋滞解消を図る。
両駐車場の料金は同価格に設定。入場後1時間は無料、1時間を超え、3時間までを200円、以降1時間ごとに100円を加算する。上限は900円とし、防犯の観点から入場は午前4時〜午後10時、出場は24時間可能としている。
これまで両駐車場は、【1】イベント開催日に満車になり、交通渋滞等の問題がある【2】公園の目的外利用や不要な長時間駐車がある―などの課題が指摘されていた。市は14年度から総合公園駐車場の有料化に向けて検討を重ねていたが、多額の駐車場整備費用などを理由に延期していた。その後、15年2月に策定された「平塚市行財政改革計画(2016―2019)」で、馬入を含めた両駐車場有料化事業の検討を進めている。
管理運営事業者はプロポーザル方式による公募で選定され、民間の駐車場事業者が整備や運営管理などを行う。駐車料金は運営事業者の収入となる。
パブコメは市総合公園課などで受付。詳細は同課【電話】0463・35・2233。
|
<PR>
平塚・大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>