防災の決意新たに 中井町で出初式
消防団員の士気と消防技術を高め、町民とともに災害のない町づくりへの誓いを新たにする、中井町の消防出初式が14日、中井中央公園南側駐車場で行われた。
同町消防団の全7分団の団員と足柄消防組合中井分遣所の職員ら総勢135名が集結。分列行進や機械器具点検、第1分団と第3分団によるポンプ車操法の披露などを行い、来賓と大勢の町民が見学した。
訓示に立った尾上信一町長は「昨年は全分団で建物火災発生ゼロ、台風15号による町内の被害も最小限にとどまり、これも消防団員の日頃の訓練の賜物と感謝する。東日本大震災で国難にあるなか、今後も町民の安全・安心のために尽力をお願いしたい」と述べた。また、消防団活動に長年貢献してきた元副団長の半田晴夫さんが消防庁長官表彰を受け、永年勤続者や優良団員らの表彰も行われた。
出初式終了後、全分団による一斉放水試験があり、赤や黄色の水柱が冬空に向かって立ち上がった。
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