入賞めざし自転車特訓 大磯小児童が県大会へ
自転車の安全走行に必要な知識と技能をチームで競い合う、第43回交通安全こども自転車神奈川県大会へ向けて、大磯町の児童が訓練に励んでいる。同大会に出場するのは、町立大磯小学校6年生の蔭山優希さん・佐藤里桜さん・駿東美希さん・吉川萌さん。4人は5月から週3日、学科試験に備えた勉強と、大磯警察署中庭などでの走行訓練に取り組んできた。
雨天だった9日はアクサ生命保険大磯研修センターの協力で同センター体育館を借りて2時間特訓。元競輪選手の小笠原隆久さんが特別指導者として加わり、「ペダルに置く足裏の位置を一定に」などと助言した。児童たちはハンドル捌きと走行に安定感が出て、指導にあたっている脇環大磯地区交通安全協会長も「ジグザグ走行でのミスも減った。昨年に比べてレベルアップしている」と彼女たちの上達ぶりに目を見張る。4人は昨年の大会に初出場し、23チーム中8位の成績を収めた。
県大会は7月7日に横浜市で開催。「(幅20cmの板乗り走行で)2枚目の板に乗る前にかけるブレーキのタイミングが難しいけれど、これをクリアしたい」と吉川さん。駿東さんは「去年の成績を超える3位以内の上位入賞を目指して頑張る」と話していた。
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呼び出しベルでオンリーワンに6月28日 |