子育ての語らい⑮ 「発想」を変えて「楽しむ」子育て
~頑張らなければならないときに頑張れる子にする~
夢を叶えるためにも、また叶わなかったときに他の人生を選択できるようにするためにも“一生懸命頑張らなければならないときに頑張る”ということができなければなりません。
大人から見て、なぜこの子は頑張れないのだろうと感じることがあるなら、もしかしたら頑張り方や、頑張ることで得られるものを知らないのかもしれません。
頑張ろうとする気持ちは、あまりにも目標が高いとそれを維持することが難しく、逆に諦めることを学んでしまうことにもつながります。
そうならないようにするために、例えば“積み木を早く高くつむ競争”をするなど、小さい頃から日常的に“もう少しでママに勝てる”という目標設定ができる遊びを取り入れていくことです。子どもは目標に向かう意欲を持つと驚きの変化を見せ、一気に変わっていくことができ、それが本人の自信や楽しみにもつながっていきます。
頑張れるときに頑張れる子と、いい加減にやってしまう子の差は、最初はほんの少しかもしれません。でも成長するにしたがいそれがどんどん広がり、それぞれの子が持つ“将来の夢までの距離”と比例していきます。
プロフィール▼大学助手として勤務後、音楽教室を主宰。ピアノ・リトミックを教えて26年。通常の定期的な教室のほか、行政の依頼でも指導。人間教育をも行うリトミックが高く評価されている。著書『大丈夫大丈夫子どもはぐんぐん伸びていきます』出版。リトミック4月生募集中
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