神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

大磯町在住高校生 米国の姉妹都市へ 歓送会で抱負語る

文化

公開:2015年7月17日

  • X
  • LINE
  • hatena
派遣される原口さん(左)と馬鳥さん
派遣される原口さん(左)と馬鳥さん

 大磯町と姉妹都市提携を結ぶ米国オハイオ州デイトン市に派遣される高校生の歓送会が7月11日、町保健センター内で行われた。昨年は13年ぶりに同市から留学生が来日し、町内のホストファミリーらと交流。大磯町から同市への高校生派遣は31回目を数える。

 大磯町姉妹都市協会(石塚洋会長)が昭和54年から継続させているデイトン市への高校生派遣。今回は早稲田大学高等学院2年生の馬鳥隆太郎さん(大磯在住)と北鎌倉女子学園高等学校1年生の原口麗子さん(生沢在住)が9人の応募者の中から選ばれた。

 歓送会には中崎久雄町長や藤家崇教育長らも出席。中崎町長は「君たちは若い。これだけはやって来るぞという信念を持って出発して欲しい」と、2人にエールを送った。

 また、石塚会長は選出に至った経緯を「応募してくれた高校生は皆さん立派だったが、選ばれた2人からはデイトンへ行きたいというより強い気持ちが伝わった」と説明。「大磯町在住の高校生代表として、しっかりミッションを果たしてきて欲しい」と激励した。

 将来は外交官を目指しているという馬鳥さん。「普通に英語を勉強しているだけでは駄目だと気付いた。現地の人と話して会話力を身に着けたい。豊かな心を育てる土壌が大磯にあることなど、英語でアピールしたい」と抱負を語った。

 原口さんは将来、海外でピアノを勉強してみたいという。昨年来日したデイトン市からの留学生には、折り鶴の作り方を教えた。「自分の行動に責任を持ち、たくさんのことを吸収したい。現地の文化を学んで来たい」と話していた。

 2人は7月23日に大磯町を出発。デイトン市民宅でホームステイし、8月6日に帰国する。その後、9月5日には渡航報告会に出席し、現地での体験を披露することになる。

大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6

描こう未来の公共施設

中井町

描こう未来の公共施設

町民ら60人がワークショップ

6月28日

2030年度末に完成

二宮町ラディアン周辺整備

2030年度末に完成

1エリアに3施設集約

6月28日

地引網「台舟」知って

大磯伝統漁

地引網「台舟」知って

高齢化で継承不安も

6月21日

卓球全国大会に出場

山西小2年吉野さん

卓球全国大会に出場

チキータ武器に7月挑戦

6月21日

能登派遣の教訓共有

二宮町

能登派遣の教訓共有

全職員対象に研修実施

6月14日

レンズに収めた「さかな愛」

大磯町

レンズに収めた「さかな愛」

地元高校生が写真展

6月14日

あっとほーむデスク

  • 6月28日0:00更新

  • 6月21日0:00更新

  • 6月14日0:00更新

大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年6月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook