湘南地域鳥獣害被害対策支援チーム(県湘南地域県政総合センター)主催による鳥獣害対策講習会「生活被害対策地域点検」が1月8日、大磯町の東小磯防災館とその周辺で行われた。
イノシシやシカ・カラス・ハクビシンなどの鳥獣が引き起こす生活被害の原因を点検し、住民の手でできる対策を検討するために実施されたこの講習会。同防災館内での座学では、大磯町職員や県職員が東小磯地域内の善兵衛池周辺における取り組みを紹介。イノシシなどが近寄れない環境づくりに向け、餌場や潜み場所を無くすための雑草・木々の剪定が大切として住民の協力を呼びかけた。
また、講師として招かれた元近畿中国四国農業研究センター鳥獣害研究センター長の井上雅央さんは「イノシシは”暑がり”で”怖がり”で”怠け者”。餌場がある涼しい場所に棲みたがる。駆除するというよりも、被害に遭わない対策を講じてほしい」と話した。座学の後は実際にイノシシが出没した現場を視察しながら、井上さんから防護柵の設置方法や木の剪定方法などを学んでいた。
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