今年3月時点で戸建て住宅の空き家が二宮町内に254戸あることが、同町の調査で分かった。2015年5月に空家等対策の推進に関する特別措置法が施行されたことを受け、状況を把握し、定住促進に向けた空き家の流通を図る目的で実態調査を実施した。
戸建て世帯数に占める空き家の割合は町全体で3・02%。地区別では二宮が105戸で空き家率4・54%、百合が丘は58戸で同5・81%だった。
築年数が約30年以上経過している空き家が多く、放置したままだと倒壊などの危険性がある建物は11件確認された。空き家となった理由には「賃借人の転居」「長期入院・施設入所など」「相続したが居住者がいない」などの回答があった。
空き家を利活用する意向が所有者にあるかについて「ぜひ活用したい」と「条件が合えば利活用したい」が合わせて約4割。物置や賃貸物件などとして「既に利活用している」は27・9%。、空き家バンクの登録を「希望する」または「興味がある」と答えた割合は約2割にとどまった。
町では調査データを空き家の管理や流通施策などに活用していく方針だという。結果は町ホームページで公表している。
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