神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

二宮町 ニーノとミーヤ グッズ充実 ササキワカバさん自費製作

経済

公開:2017年3月17日

  • X
  • LINE
  • hatena
ササキワカバさんとにの屋の販売コーナー
ササキワカバさんとにの屋の販売コーナー

 二宮町のPRキャラクター「ニーノとミーヤ」をあしらったグッズが、町内の特産品などを扱う駅前町民会館内の「にの屋」で存在感を放っている。町のプロモーション動画に登場したことで人気に火がついたキャラクター。今では動画から飛び出してマグカップやトートバッグなどに姿を変え、町民や観光客の手に渡っている。

 ニーノとミーヤは、姉妹クリエイターの「東京ハイジ」が考案。東京ハイジが制作した町のプロモーション動画に登場し、総務省の「全国移住ナビ」では視聴回数が全国6位に入るなど注目を集めた。

 関連グッズを作っているのは、二宮町在住でキャラクターデザインを担当した妹のササキワカバさん。昨年4月の動画公開以来、製作に取り組んでいる。第一号となるマグカップを皮切りに、トートバッグやカレンダー、四季のポストカード、スマートフォンケースなど、これまでに約10種類を商品化した。

 町と町観光協会では昨年8月から、駅前町民会館内の「にの屋」に専用コーナーを設置、販売を後押しする。同協会では「缶バッジなど手ごろな価格の商品も多く、先日はバレンタインのお返しを買いに中学生くらいの男の子が来店しました。お店に若い人が足を運ぶきっかけにもなっています」と話す。

 「今は私のお小遣いでできる範囲で続けていますが、いつか企業の協力を得ながら、もっと多くの商品が作れるようになれば嬉しい」とササキワカバさん。夏に向け、Tシャツなどもラインアップに加えたいという。


イラスト提供で活用広がる


 町は昨年、ニーノとミーヤを公式PRキャラクターに「任命」し、無料イラストの公開も開始。キャラクターを活用したプロモーションに力が入る。

 洋菓子店「サン・マロー」では昨年11月から、イラストをプリントしたクッキー=写真=の販売を始めた。キャラクターの発色具合にこだわり、二宮ならではの土産品として手に取る人も増えたという。代表の武田利秋さんは「商店単位での取り組みで終わらせず、二宮特産の落花生とコラボレーションした商品を開発するなど、町全体で盛り上げていけたら」と話している。

 

大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6

描こう未来の公共施設

中井町

描こう未来の公共施設

町民ら60人がワークショップ

6月28日

2030年度末に完成

二宮町ラディアン周辺整備

2030年度末に完成

1エリアに3施設集約

6月28日

地引網「台舟」知って

大磯伝統漁

地引網「台舟」知って

高齢化で継承不安も

6月21日

卓球全国大会に出場

山西小2年吉野さん

卓球全国大会に出場

チキータ武器に7月挑戦

6月21日

能登派遣の教訓共有

二宮町

能登派遣の教訓共有

全職員対象に研修実施

6月14日

レンズに収めた「さかな愛」

大磯町

レンズに収めた「さかな愛」

地元高校生が写真展

6月14日

あっとほーむデスク

  • 6月28日0:00更新

  • 6月21日0:00更新

  • 6月14日0:00更新

大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年6月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook