大磯町虫窪の美化センターで9月24日(日)、愛玩動物などへの献花式が開かれる。命を全うしたペットの飼い主や動物愛護の精神に共感する人の参列が可能で、センターにある慰霊碑の前で献花を行い黙とうする。
献花式は9月の動物愛護週間に合わせ、ペットや飼い主のいない動物を供養するために2013年度から続けられており、今年で5回目。センター敷地内に建立された「動物慰霊之碑」に慰霊の言葉を捧げ、献花と黙とうで冥福を祈る。県内で愛玩動物などの献花式を行っている自治体は大磯町のみという。
町では1989年から、預かった動物の死体を一般廃棄物として処理せず民間の動物霊園で火葬・納骨している。今年度は伊勢原市で動物霊園を運営する事業者に委託している。
動物1頭につき約5700円かかる火葬・納骨費用は町が負担しており、町民は美化センターにペットを持ち込む際の手数料2500円、収集を希望する際は3000円を支払う。野良猫などの死体は無料で引き取っており、ペットと同様に動物霊園で供養しているという。
献花式は午前11時30分から正午。献花用の花はセンターで配布する。
問い合わせは町美化センター【電話】0463・72・4438。住所▽大磯町虫窪66
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