ドラマ超える犯人役 小田原署が競輪場で制圧訓練
小田原競輪場で先月28日、無差別殺傷事件を想定した制圧訓練が行われ、犯人役の小田原署員が模造ナイフを握りしめて場内を駆け回った。
訓練はレースの判定に激高した男が観客と口論となり2人を刺して人質を取ったという設定で、犯人役を川口幸彦巡査長(同署交通課)が担当。怒声を上げながら激しく抵抗する迫真の演技に観客役の署員も表情をこわばらせていた。小笠原晃署長は「こうした事件はいつ、どこで起こるか分からない。訓練で学んだ臨機応変の対応を今後に生かして欲しい」と語っていた。
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