「体験者の想い伝えたい」 市内在住のフィスクさん 戦争小説を出版
市内在住のフィスク・ブレットさんが、第二次世界大戦末期のフィリピン戦を描いた歴史小説『潮汐の間』(発行/現代思潮新社)をこのほど刊行した。
フィスクさんは1991年に来日。戦争や歴史、日米関係に興味を持ち調査を開始、本書をまとめた。物語は4部作で、第2巻は東京大空襲をテーマに刊行する予定だという。「アメリカでは『体験』としての資料がない。体験者の想いを伝えるためにも、今後はアメリカでの出版も視野にいれたい」と話している。なお、フィスクさんは『日本空襲デジタルアーカイブ』としてインターネット上でも資料を公開している。
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