元祖"山ガール"の魅力満載 「金時むすめ」こと小見山妙子さんの本
標高1213m。箱根外輪山で最も高い金時山。主人公は、その山頂にある茶店の看板娘―。金時茶屋の小見山妙子さんの半生を紹介した『金時山の金時むすめ』がこのほど刊行された(発行・印刷/文化堂印刷(株))。
小見山さんは、昭和8年生まれの78歳。14歳の頃から山頂の茶屋を切り盛りしている。
今の天皇陛下が皇太子当時の登山の折、小見山さんを「金時娘さん」と呼んだことなどから登山家以外にも知られる有名人になった。本の中では、そんな小見山さんの生い立ちや河野一郎、井上靖、榎本健一ら有名人との交流などの話が昭和という時代を切り取った多くの写真と一緒に収められている。また美しい風景写真には小見山さんの詩が載せられており、魅力いっぱいの一冊に仕上がっている。
『金時山の〜』は、伊勢治書店で発売中。定価1500円。問合せは文化堂印刷【電話】0465(34)9206。
読者プレゼント
『金時山の金時むすめ』を本紙読者5人にプレゼント。希望者は住所、氏名、年齢、あなたに元気をくれた歌を明記の上、『本』プレゼント係まで、はがきまたはメールで。締切は13日(金)到着分まで有効。宛て先/はがきの場合、〒250─0042小田原市荻窪306、【メール】odawara@townnews.co.jp
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