穴部国府津線 蓮正寺・国府津が一直線 矢作・高田間が完成、5月28日(土)13時に開通
全長約5・6Kmの都市計画道路 穴部国府津線の供用が5月28日(土)に開始される。平成16年11月に開通した高田・国府津間と、平成21年3月に開通した蓮正寺・矢作間に加え、矢作から高田までの約1・3Kmが開通。総工費は蓮正寺・国府津間で338億円となる。
都市計画道路 穴部国府津線は県道717号線の慢性的な渋滞の緩和を目的に、昭和53年から計画が進められてきた。近年では特に、中里周辺の交通量が多く、県が実施した平成17年度の調査では平日の日中12時間の交通量が9700台だった。平行して走る巡礼街道の交通量軽減も期待されることから、ダイナシティでは「駐車場から出る際に起きていた渋滞が、少しでも解消すれば」と話している。
当初、蓮正寺・矢作間と同時に開通する予定だった矢作・高田間は、埋蔵文化財の発掘調査と用地買収の遅れから、平成23年3月に完成予定を延期。その後もライフラインの調整に時間がかかり、さらに2カ月遅れての供用開始となった。
この計画道路は最終的に大雄山線と平行して走る県道74号線の清水新田まで繋がる予定だが、見通しは立っていない。県では現在、線路2本と狩川を渡るための立体交差の検討や、さらなる用地買収を進めている。
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