森の再生から、ブリの来る海へ 環境再生に「小田原産わりばし」 ツーデーマーチでお目見え けやきでは志民フォーラムも
19・20日に行われる小田原ツーデーマーチで、完歩者に振舞われるつみれ汁に、今年は小田原産の間伐材を使用したわりばし=写真=がついてくる。環境再生プロジェクトの成果の一つが市の行事で初めて公になる。
環境再生プロジェクトは身近な環境を守り、育てるための仕組みや方策を検討するプロジェクト。間伐材を使ったわりばしは、手付かずの荒地を「環境を考える市民の会」(平野茂樹代表)、「もりの恵み〜あしがらの森で」(湯口さゆり代表)、「小田原森の仲間」(山本和子代表)などの環境団体が間伐・除伐・製材し、群馬県の知的障害者施設で加工したもの。これまでは民間の飲食店「魚國商店」で使用されているのみだった。今後は「わりばしが環境と福祉を結ぶ」をテーマに市内の障害者地域作業所での加工や市行事での使用を検討していく。小田原産わりばしに関する問合せは【電話】0465・47・2981。
同じ19・20日には小田原市無尽蔵プロジェクトシンポジウム「おだわら環境志民フォーラム」が生涯学習センターけやきで開催される。時間は19日が9時30分から17時、20日が8時30分から16時。入場無料。
東日本大震災による原発事故を受け、エネルギー自給を含めた自然環境との共生が求められる中「森の再生からブリの来るまちへ」をテーマに有識者によるパネルディスカッションなどが行われる。問合せは【電話】0465・33・1476。
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