仮設店舗に小田原の木材 報徳の森プロジェクトが寄贈
小田原市が二宮尊徳の縁で支援を続ける福島県相馬市に、小田原の木材を使った物産直売所が完成した。東日本大震災発生から1年となる明日11日(日)にオープンする。
「相馬報徳庵」と名づけられたこの施設に木材を提供したのは報徳の森プロジェクト(近藤増男実行委員長)。衰退する小田原の林業を、被災地の支援を通して活性化につなげようと昨年12月に始動。昨年末にはプロジェクトの第一弾として相馬市にクリスマスツリーを贈っている。
先月4日、小田原や南足柄産の杉・ヒノキ・サワラ約4トンをトラックで運搬、相馬市民のボランティアの手により加工され完成した。直売所では相馬市への支援を続ける全国各地の市町村の特産品ブースを設け、販売する予定。プロジェクト関係者は「この直売所が被災地の雇用創出につながれば」と期待を寄せる。
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