法務局小田原 明治からの歴史に幕 今月23日に二宮町へ移転
横浜地方法務局小田原支局(以下・小田原支局)が今月20日(金)をもって青色会館(市内本町)での業務を終了し、中郡二宮町に移転する。今後は名称を「横浜地方法務局西湘二宮支局(以下・西湘二宮支局)」と変更し、今月23日(月)から業務を開始する。
小田原の法務局に関する歴史は古く、名称こそ異なるものの、その歴史は明治時代に遡る。現在の業務内容となったのは昭和40年。昭和44年には幸町から本町に移転、平成16年4月から現在の青色会館で業務をしている。
建物の老朽化や専用の駐車場がない不便性などを理由に移転が決まり、2400平方メートルの敷地などの条件に合う場所として二宮町が選ばれた。
同局総務課は「この移転で人件費の削減や複数の幹線道路による交通アクセスの良さといったメリットが見込める」と話している。
西湘二宮支局は今月23日から5月2日(水)まで、小田原支局の業務内容で運用を開始する。また今回の移転に伴い同局平塚出張所も5月2日で西湘二宮支局に統合、廃止となる。同所が取り扱っていた不動産登記事務などは西湘二宮支局で取り扱うこととなり、5月7日(月)からは平塚市、大磯町、二宮町を含む3市10町が不動産登記管轄区域となる。
小田原市役所にサービスコーナー開設
小田原支局の移転に伴い今月23日(月)、小田原市役所7階にサービスコーナーが開設される。利用時間は平日の午前9時から正午、午後1時から4時30分まで。
この窓口ではタッチパネル式のATMのような機械により不動産登記や商業・法人登記の証明書、印鑑証明の発行が行え、最大2人の職員が対応にあたる。
問合せは小田原支局【電話】0465・23・0181㈹まで。
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