間伐材木葉書 他業種連携で最優秀賞 次回作は象のウメ子
小田原市内の郵便局と木材業協同組合などが地域産の間伐材等を活用して作製し、今年春に販売した木葉書「森からの手紙」が、今年度の間伐・間伐材利用コンクール(GTF実行委員会主催・林野庁など後援)で最優秀賞の林野庁長官賞を受賞した。
「森からの手紙」は、おだわら箱根・間伐材木葉書プロジェクト(小田原地区木材業協同組合、市内郵便局ほか)が作製し、今年4月に1500セットを県西2市8町の郵便局で販売。
間伐材を利用した森林保全だけでなく、印刷や包装を障害福祉施設「梅香園」に依頼して、社会福祉にも貢献。郵便局、木材産業、行政、福祉施設など他業種が連携して生み出された。
10月14日に新宿御苑で表彰式が行われ、酒匂郵便局の川瀬潤(ゆたか)局長が表彰状を受け取った。川瀬局長は「このような形で皆の努力が実を結んだことはありがたい」と受賞の喜びを語った。
森からの手紙は完売しており、次回作として象のウメ子をあしらった新デザインの販売が予定されている。
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