JT跡地 イオンが取得 出店へ事業計画を策定中
全国でショッピングセンターを展開するイオンタウン(株)(本社/千葉市美浜区)が、市内久野にある日本たばこ産業(株)(=JT)の小田原工場跡地を取得、出店を計画している事がわかった。20日に行われた市議会建設経済常任委員会で、市が跡地の購入者を明らかにした。
JTの小田原工場跡地面積は約5・9ヘクタール。隣接するグラウンド跡地約2・2ヘクタールと共に、今年5月9日に入札によって売却される事が発表されていた。旧工場は工業地域、グラウンド跡地は第一種住居地域に指定されており、商業施設を新たに建設する場合、一定の規制がある。
小田原市によると、8月14日にJT側から売却手続きが完了したとの連絡を受け、土地登記簿で確認した所、8月9日付けでイオンタウン(株)に所有権が移転されていることがわかったという。
今回のJT跡地利用について、イオンタウン(株)は「現在事業計画を策定中」として、具体的な活用法は明らかにしていない。市産業政策課企業誘致担当は「現時点ではどういった活用がされるかわからない。市が進めている『中心市街地活性化事業』に影響が少ないような業態、事業をという要望を伝えている」と話し、今後イオン側と調整を図っていく考えを示した。
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