ベルジュ解体、11月から 一時通行止め区間も
今年3月に閉店した箱根登山ベルジュの解体工事が11月から始まることがわかった。10月10日にベルジュを運営する箱根登山鉄道(株)が、地元への説明会で明らかにした。
同社によると、工事期間は11月から2014年10月までを予定。期間中、建物外周に足場を設置し、防音パネルが取り付けられる。本格的な解体は来年1月から。小田原駅東口から錦通り、おしゃれ横丁への仮設通路が設置される。通路の形態は11月初旬から下旬、12月初旬から来年1月中旬、1月中旬から10月下旬と、工事の進捗状況によって変わる。来年7月中旬から8月上旬の建物地下部分の解体中は、駅側からおしゃれ横丁への迂回路が約3週間通行止めとなる。なお錦通り側にはメーン搬出入口が設置され、工事期間中、1日平均20台の搬出入車両が想定されている。解体後の建造物については「鋭意検討中」とし、新築工事には約1年かかると発表された。
説明会では参加者から「仮設通路の幅員はどのくらいか」「新しいビルが建ったら通路はどうなるのか」といった質問が寄せられた。通路の幅員は1・5mから2mほどとされ「仮設通路の運用は全体スケジュールの中で進めたい」と回答。新築後については「行政と打ち合わせ中」とし、建物内通路も検討しているとした。
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