小田原駅地下街 工事着工は1月下旬 愛称を公募、3月に決定
来秋開業予定の小田原駅地下街再生事業がいよいよ動き出す。
小田原駅地下街改修の工事請負について、11月に仮契約を締結していた工事業者に関する議案が12月3日、建設経済常任委員会で、賛成多数で可決された。12月11日(水)の本会議で可決されれば、工事着工の運びとなる。
市街地整備課によると、工事の施工管理業務を委託する業者と未契約のため、工事は2014年1月下旬以降になる見込み。工期は同年9月30日まで。請負業者は大林組・山一産業特定建設工事共同企業体。工事費用は、およそ15億6400万円。主な工事内容は管理棟のエレベーター、地下1階のエスカレーターの設置、空調・衛生・電気工事、アスベスト対策など。
出店テナントとは1月から契約の締結に入り、7月頃に開業準備説明会を開催する予定。また1月には地下街の愛称を公募する。決定は3月末頃。
小田原駅の地下街は、市内初のショッピングセンターとして、1976年11月に開業(運営は小田原地下街株式会社)。2002年に経営破綻後、小田原市、商工会議所、さがみ信用金庫などが出資し、「株式会社アミーおだちか」を設立、運営を引き継いだ。しかし、営業不振を理由に、07年6月に営業を終了した。
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