県議選 豊島氏が不出馬表明 後継指名せず、党に一任
市内選出の神奈川県議会議員、豊島輝慶氏(70、民主党)=写真=が、来春の県議会議員選挙に立候補しないことを発表した。4月12日に開かれた後援者との集会の中で明らかにしたもの。後任は指名せず、今後の人選も「党に一任する」とした。
豊島氏は「議員の進退は、己自身で節目において考えるべき」という恩師・河村勝元衆議院議員の教えに従い「政治活動を始めて50年、県議会議員として20年の区切りで、来年4月の任期満了で県議選に立候補しない」ことを公表した。残り1年の任期については「新規事業を小田原に持ち込みたい」と意欲をみせた。
豊島氏は1943(昭和18)年愛知県生まれ。愛知大学卒業後、河村勝元衆議院議員の秘書を20年務めた。83(同53)年、神奈川県議会議員小田原市選挙区から初挑戦。87年同選挙で初当選。以後、6期20年務めた。2008(平成20)年には、県議を辞し、小田原市長選に立候補。加藤憲一現市長に敗れている。
なお県会議員小田原選挙区の定数は2。4月15日時点で現職の守屋輝彦氏(47)と小澤良明前市長の長男で会社経営者の小澤良央(よしなか)氏(40)が立候補を予定している。
=4月15日起稿
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