7月15日にコロンビア・カリで開幕する「第9回世界ユース陸上競技選手権」の女子400mに、相洋高校2年の青木りんさんが日本代表として出場する。
青木さんは日本代表の選考会を兼ねた5月の県高校総体で400mや200m、4×400mリレー、4×100mリレーで4冠を達成。大会MVPにも選ばれ、南関東大会に駒を進めた。
6月の同大会でも200mと400mで優勝。全国高校総体(和歌山県で7月29日開幕)出場を決めると共に、各レースで安定したタイムを随時記録したことが評され、初の日本代表に選出された。
代表決定の知らせは顧問の銭谷満教諭から伝えられた。大会を終え、ひと段落した6月26日、職員室に呼ばれると吉報が届いた。
青木さんは「何か悪いことしたかな」と不安がよぎったというが、思いがけない朗報に「まさか自分が日本代表に選ばれるとは」と満面の笑みを浮かべた。
「日の丸に恥じない走りを」
2年に一度の世界ユース陸上。前回大会(2013年)にも同校から古谷拓夢さん、堀池香穂さんが出場、身近な先輩が世界の舞台で躍動した。「いつかは自分もあの場所に」と憧れ続けた大会。白と赤の日本代表のユニフォームが届くと自宅で袖を通し、「着心地も良くてかっこいい」と気持ちを高ぶらせた。
いざ、決戦の舞台へ
夢に描いた世界の舞台を前に青木さんは「世界中のトップアスリートが集う中で自分がどこまで上に行けるか。日の丸に恥じない走りをしたい」と決意を込めた。直前まで部活の仲間と共に練習をこなし、決戦の地・コロンビアで日本代表選手団の一員として戦いに挑む。
女子400mは15日予選、16日準決勝、17日決勝の日程で実施される。
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