小田原市は今年度の市民功労賞の受賞者を発表した。故阿藤快さん、金指勝悦さん、鈴木智惠子さん、小田原市自治会総連合、小田原市幼年消防クラブ、小田原市老人クラブ連合会が選ばれた。
市民功労賞は1976年に始まった制度で昨年までに170人、75団体が受賞。今回の表彰式は1月10日(日)に小田原市民会館で実施される。今年度の受賞者の主な実績は以下の通り。
阿藤快さん=(故人)は小田原出身の俳優として活躍。「小田原・城下町大使」任命以降、「小田原ふるさと大使」としても、地元PRに貢献。また、小田原映画祭では第2回から実行委員長を務めるなど、芸術文化普及に尽力した。
金指勝悦さんは、長年にわたり、箱根寄木細工の卓越した技術を持つ伝統工芸士として、技術の向上や継承などの役割を果たしてきた。その高い技術と技法は、展示会での入賞作品などを通して、普及に多大な貢献をしてきた。95年から(一社)箱根物産連合会理事を務める。
鈴木智惠子さんは、2008年から7年間、小田原市観光協会会長を務め、小田原市の観光事業や観光産業の充実と発展に尽力してきた。14年には観光協会を一般社団法人化し、組織の強化とさらなる発展にも寄与した。
小田原市幼年消防クラブの誕生は1984年。市内の保育園に初となる幼年消防クラブを結成させて以来、今年度までにクラブ数は31にまで増え、幼年期の防火思想の育成、地域防火の啓発に寄与している。年間を通し、地域で火災予防活動を行い、住民の防火意識を高め火災被害の減少に貢献した。
小田原市自治会総連合は、安心して住みやすい社会をつくるため、地域活動を行う自治会相互の連絡調整を行っている。また、活動を通して地域の活性化、組織力の向上に努め、よりよい地域づくりに貢献した。昨年10月には「第50回自治会長大会」を開催した。
小田原市老人クラブ連合会は、高齢者の生きがいづくりや健康推進など、高齢者福祉の向上に努め、明るい長寿社会の実現と保健福祉の向上に貢献した。また、高齢者世帯の定期訪問など小田原市のケアタウン構想の推進にも寄与。昨年11月には50周年記念大会を開催した。
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