巡礼街道沿いの旧日立製作所所有地(国府津2880)に、総菜類の製造・販売を展開する(株)関東ダイエットクック(田老修代表取締役社長/本社・埼玉県)が新しく工場を建設することがわかった。操業開始は2018年6月1日予定。
同社は、マヨネーズ・ドレッシング類、サラダ・総菜類等の製造・販売を行うケンコーマヨネーズ株式会社の子会社。約1万6500平方メートルの敷地に、パック総菜類の製造工場と機能性表示食品の研究開発を行う研究所を新設する。雇用者数は250人を予定。投資金額は50億6千万円にのぼる。
新設にあたっては、市外からの新規立地を助成する小田原市企業誘致推進制度を活用。市民を新規雇用した際に受けることができる雇用促進奨励金など、各種支援が適用される予定だ。市産業政策課では「食品を扱う工場なので、地場産の食材も活用してもらえれば」と話し、新規雇用とあわせ地域活性化にむけた期待を寄せている。
現地は、1966年に日立製作所神奈川工場小田原分工場として開業。2013年にグループ会社の(株)日立情報通信マニュファクチャリングが運営を開始し、2016年に組織集約のため、現地から撤退していた。
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