第53回小田原北條五代祭りが5月3日(水・祝)に開催される。武者行列では、小田原ふるさと大使で俳優の合田雅吏さんが北条早雲公に、昨年のNHK大河ドラマ『真田丸』で北条氏政役を演じた高嶋政伸さんが役柄そのままに氏政公に扮して共演する。
「夢が叶いました。小田原に早く行きたい!」。北條五代祭りの参加が決定した直後に発表された、高嶋政伸さんのコメントだ。
早雲公に扮する合田雅吏さんは、2014年に武者隊の先導役として祭りに初参加。昨年もパレードの先頭を歩き、沿道から歓声を浴びた。初めての騎乗に、「3度目の参加で伝統ある大役に身の引き締まる想い」と話している。
祭りは3日の午後0時30分、オープニングで開幕。約1時間の催しに続いて武者隊のパレードが出陣する。今年は初の試みとして、オープニングを行う銅門下のお茶壺曲輪に有料観覧席を300席設置、出陣前の催しを椅子に座り観覧できる。祭り当日の午前10時半から会場で販売、1席500円で売切れ次第終了。
合田さんと高嶋さんが騎乗する市中パレードは、午後1時半に馬出門土橋前をスタートする。なおJ:COM小田原でパレードの様子を生中継する。
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祭りに先んじて4月21日、小田原市観光協会は小田原駅西口の北条早雲公の銅像に、陣羽織と兜を着せた。陣羽織は栄町の生地店、中戸川で縫われた中綿入りのもの。兜は小田原北條手作り甲冑隊の製作で、特殊な圧縮紙を用い重さが4・8kgある。クレーン車に乗った観光協会会員は、姿よく着せるため何度も陣羽織を調整し、慎重に兜の緒をしめた。陣羽織を着用した早雲公は、5月7日(日)まで見ることができる。
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