エリトリア国とブータン王国の陸上選手が11月29日、足柄小学校を訪問した。両国は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた事前キャンプを小田原市で行う。
今回同校を訪れたのは、11月の大阪マラソン大会で優勝したカルアブ・セレモネ・ギラガブル選手(34)らエリトリア国から4人と、サンゲイワンチュック選手(34)らブータン王国から2人。またロンドンオリンピックに出場した吉川美香さん、中村仁美さん(ともに元パナソニック)もスペシャルゲストとして参加した。
トークセッションの時間では、児童から「レース前に緊張しないの」「どうやってリラックスするの」「どれくらい練習しているの」といった質問が飛んだ。選手らは「緊張して眠れないこともある」「好きなキャラクターを身に着けてリラックスする」「暗い時間から練習することもある」と笑顔で答えた。
その後校庭に移動し、吉川さんと中村さんが中心となり児童に走り方を指導。一流アスリートの走りを身近で体感し、児童たちは目を輝かせていた。最後の鬼ごっこの時間ではオリンピアンと共に、元気に走り回った。
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