行政、観光・商工関係団体・鉄道会社で構成される「神奈川県県西地域サイクリングエリア等整備推進委員会」は、県西地域で、『自転車の駅』としてサービスを提供してくれる施設を募集している。
スポーツバイク、ロードバイクと呼ばれる自転車は高価なものが多く、また軽量なため風で倒れやすい。そのためサイクリストは、休憩の際に置き場所探しに困り、安心して休めないという悩みを抱えている。
そこで、専用のラックや空気入れ、六角レンチなどの備品を整備した『自転車の駅』を設置することで、安心してサイクリングを楽しめる環境を提供するとともに、集客効果と駅として登録した施設への経済効果を狙う。備品は、駅に登録されると県から提供され、県自転車商協同組合が設置する。
自転車商協同組合小田原支部の遠藤繁仁支部長は、「より一層サイクリスト・観光客を呼び込み、地域の活性化につながれば」と期待を込める。
聖地巡礼も
県西地区は、箱根や丹沢などのヒルクライムや足柄平野など、サイクリストにとって人気のエリア。自転車が主題のマンガ・アニメ『弱虫ペダル』や『のりりん』には箱根越えや小田原市民会館前、国道1号線のクランク、田島の山道などが登場。サイクリストに「聖地」として人気が高まっているエリアだ。
『自転車の駅』の募集対象は、国道や県道、もしくは至近距離の日帰り入浴施設や休憩可能な施設、コンビニ、飲食店など。
応募は県ホームページから専用の用紙をダウンロードし、必要事項を記入のうえ推進委員会事務局まで【FAX】0465・32・8111もしくは【メール】kenseiac.kikaku@pref.kanagawa.jpまで。締切は11月30日(月)必着。
問合せは県西地域県政総合センター企画調整課の宇津井さん【電話】0465・32・8903。
小田原・箱根・湯河原・真鶴版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>