大井町議選 新人4人が全員当選 投票率は前回を下回る53.87%
任期満了に伴う大井町議会議員選挙は9月23日に投開票が行われ、新議員14人の顔ぶれが決まった。現職からは引退する4人を除く12人が立候補したが新人4人全員が初当選を果たし、現職2人が落選する結果となった。
今回は議員定数が16から2議席減の14となった初の選挙。現職12人、新人4人が立候補し、地域活性化や防災対策、自然環境保護、行財政改革などを掲げて町民に支持を訴えた。
981票を獲得しトップ当選を果たしたのは、新人の伊藤奈穂子氏。2位となった新人の細田勝治氏に241票を上回った伊藤氏は「たくさんの方に支持していただき、感謝の気持ちと共に責任の大きさを感じている。大井町の発展のために責務を果たしていきたい」と話した。また、神保京子氏、曽根田徹氏も当選し、新人4人全員が当選を果たした。一方、現職には厳しい選挙戦となり、4期目を目指した熊田和人氏と、2期目を目指した金子吉晴氏は一歩及ばなかった。当日の有権者数は1万3766人(男6836人、女6930人)。投票率は過去最低だった前回(2008年)の55・44%を1・57ポイント下回る53・87%(男51・58%、女56・13%)だった。
町内9カ所に設けられたの投票所の投票率で最も高かったのは、赤田自治会館の87・18%(有権者数195人/投票者数170人)。金手自治会館の48・09%(同1543人/同742人)が最も低い投票率となった。
翌日の24日には、夏苅栄選挙管理委員会委員長から当選した14人に当選証書が手渡された。当選した議員の任期は10月1日より4年間。
大井町議会では10月3日に臨時会を開き、正副議長を決める予定。
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