足柄茶 手摘み作業で収穫始まる 品質良く香りも豊か
JAかながわ西湘管内で、「かながわ名産100選」にも選定されている『足柄茶』の新茶の摘採が始まっている。
小田原市荻窪にある永井源太郎さんの茶園(約10アール)では4月27日に約50人の生産者らが参加して品評会用のお茶約80kgを手作業で摘み取った。
この日摘まれた茶葉は、その日のうちに山北町川西の(株)神奈川県農協茶業センター(吉田光男社長)で加工され、今夏開催される「第41回関東ブロック 茶の共進会」に出品される。5月初旬には1番茶の収穫のピークを迎える。
新茶の摘み取りは例年5月初旬に行われるが今年は3月の気候が温暖だったこともあり、例年より1週間ほど早かった。永井さんは「今年のお茶は香りが立ち、品質の良いお茶になっています。ぜひ足柄茶の香りと味わいを楽しんでください」と新茶の出来に期待している。
足柄茶の新茶は4月30日(火)から、茶業センター売店(山北町川西652)や同社ホームページで販売が開始されている。
県が秦野市、小田原市、真鶴町、湯河原町、南足柄市で実施した「チャ(一番茶飲用)」の放射性物質の検査では、いずれも国が定める基準値を下回る結果が出ている。茶業センターでは「今年の新茶もとても良い出来です。ぜひ地元の方に味わってもらいたい」と話している。
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